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食品界漫歩

フードリサーチ」2007年1月号より

海藻を見直そう、3月に神戸へ行こう

永い間食品業界の中に身を置いていたが、日本で国際的な海藻展示会が開催されるということなど、考えてもみなかった。

国際海藻シンポジウム(ISS)が3月26日から約1週間、神戸市中央区港島中町の神戸国際会議場で開催され、 ここに世界の海藻学者が集まって、3年に1回の国際学会が開かれる。 と同時に、世界最大の「国際海藻産業展」が、26~28日の3日間国際展示場1号館2階で同時開催されることになった。

食品研究社は、かつて、海藻利用研究会を多年にわたり主催し、日本の海藻産業とその人材の育成に貢献してきたといういささかの自負をもっている。 当時、海藻を食する習慣をもつ国、地域は少なく、日本の海藻研究と海藻企業は世界に冠たるものであった。

当社の海藻利用研究会はその後、海洋資源から、海洋深層水の研究会にまで広がったが、永年にわたり海藻研究をサポートし続けてきたことで、 海藻研究の進展と海藻産業の興隆には、高い関心を持ち続けてきた。 それだけに、3月の「国際海藻産業展」には、微力ながら、お役に立ちたいという想いが強い。

シンポジウムは先生方に立派にやっていただいて、海藻産業展には、食品業界の各社に出展参加を是非お願いしたい。 そこで、日本の海藻産業の実態と、その力を顕示していただけたら思う。

また、食品業界人には、日本で初めて開催される国際海藻シンポジウムと国際海藻産業展で、見聞を広め、交流の場として活用されることを願う。

展示会には、全国の海藻関連の食品が出展される予定で、 北海道昆布、三陸マツモ、静岡のカヤモノリ、伊勢ひじき、日本海の岩海苔、鳴門のワカメ、四万十川のアオノリ、沖縄のモズクなどをはじめ、 海藻の成分を利用した商品も顔を揃えるという。

考えてみると、本誌も海藻をさらに重視するいい機会をいただいたようだ。

株式会社食品研究社 社長 園田昭司

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