株式会社食品研究社ロゴマーク サイト内検索
カスタム検索
 「食品」や「健康」をキーワードにした出版社、食品研究社のウェブサイトです。
のページへ
「フードリサーチ」2009年11月号より
日本の豆乳研究の歴史


日本豆乳協会が設立30周年を迎えた。09年の豆乳の推定消費量は18万ドルになると業界紙は伝えている。よく伸びた、と思う。

一時はどうなるかと心配された豆乳だが、当社は「豆乳」には深い関係があっただけにひときわ関心が深い。

豆乳を中心に研究されていた町田芳郎先生が面倒をみておられた豆乳懇談会の事務局は当社の中に設けられ、当社の発行していた月刊誌「食品開発」がその豆乳懇談会の機関誌的な役割を果たしてきた。

1978年2月15日付で「豆乳商品化と技術開発」という本が、発行人町田芳郎、発行所豆乳懇談会(文京区湯島1丁目、食品研究社内)定価600円として発行された。

さらに、当時、農林省食糧研究所の部長で大豆をテーマにアメリカまで留学された渡辺篤二先生、東北大学の教授でやはり大豆をテーマにアメリカで研究されてきた柴崎一夫教授ら、大豆を研究されていた方々の勉強会として「大豆食品開発研究会」が、有力130社を集めて、隔月開催でスタートした。

虎の門会館で開催された第一回大豆食品開発研究会には、当時業界各社の研究所で大豆関連の研究を始めていた研究者が百数十名集まり、最前列には、住江金之、柴崎一夫、桜井芳人氏ら、大豆食品の研究の第一人者が並び、ファーストスピーカーは、キッコーマンの研究所員荒井綜一氏が壇上でアメリカの大豆研究の現況を報告、熱気あふれる会になり、ここから日本の大豆食品の研究会が本格的にスタートを切った。

なお、槌屋莞二氏の、「豆乳 甦った伝統食品」(980円)が1980に食品研究社から発刊されている。豆乳の生い立ち、世界の豆乳、日本の豆乳、豆乳の栄養価、そして豆乳を飲む健康法、さらに豆腐より優れている豆乳健康法、腸内のビフィズス菌との関係まで、世界で一番進歩した豆乳の優秀さを解説している。

食品研究社 社長 園田 昭司